もとじろう旅ブログ

海外バックパック旅や宮城周辺スポットについて書いてます

海外バックパック旅、陸路移動術

こんにちは、もとじろうです!

2019年8月から半年間、アジア7ヶ国をバックパック旅しました。

 

まわった国は訪れた順に、タイ、カンボジアベトナムラオスミャンマー、インド、マレーシアの7ヶ国です。

そのうち、タイからインドのニューデリーまでを陸路で移動してます。

 

そこで今回は、陸路移動の参考にしてもらおうと、僕なりの経験談を書いていきます。

 

 

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インド、ディマプール駅の朝

 

デメリットもある陸路移動

物理的な損得で言ったら、むしろデメリットの方が多いと思います。

陸路移動は安いんじゃないの?

って思う方は多いんじゃないでしょうか。

ですが、海外においても格安航空があたりまえになった今、飛行機の方がむしろ安いこともあるくらいです。

 

おまけにもちろん時間の短縮にもなります。

陸路移動は場合によっては、日数がかかるのでその分の宿泊代、食費を合わせると空路移動よりどんどん高くなってしまいます。

 

僕はタイの人に「日本人ってなぜか、陸路移動好きだよね。中国や韓国の人は飛行機使うよ」と言われました。

そうなんです、なぜか陸路移動する人には日本人が多いんです。

普通で言ったら、中国や韓国の人のように飛行機使う方が効率よいです。

 

飛行機の方が多少高い場合でも、時間的な効率がいいですから、旅もスムーズになります。

日本人がなぜ、東アジア人の中でも陸路移動を選ぶのかは、よくわかりません。

島国である分、憧れが強いのかもしれません。

 

では、なぜ陸路移動するのか。

 

だってなんかロマンあんじゃん

 

飛行機に勝る理由はこれしかありません。それ以外メリットなんてありません。

飛行機を使った方が断然スマートに旅行できます。

それでも陸路を選ぶ理由は「なんかロマン」なんです。

なんか」が付くのは、そこにロマンがあるって思い込んでいるだけのことです。

 

陸路移動だと、都市から都市への移動の間、車窓から土地の変化を見ることができます。

町がどう変わって、次の都市へ移っていくのか、その過程を見ることができます。

 

また、地元の人の生活に密着しています。

若い学生が乗っていたり、その辺のおっさんおばさんと体を接しながら乗ったりします。

 

そういった物理的な損得ではないものを求めて、僕は陸路移動を選びます。

 

 

 定番はバス、旅行代理店を活用しよう

陸路移動の基本は大型バスです。

よっぽどのド田舎でなければ、大抵の町と町はバスで結ばれています。

国をまたぐ大型バスもあるので、バスを乗り換えて行けばどこまでも行けます。

 

もしくは鉄道ですね。

僕は鉄道の方が好きですが、鉄道が無い場合はバスを使います。

バスの方が料金も安く、場合によっては鉄道よりも早いこともあります。

 

チケットを購入する場所ですが、主に3種類あります。

・バスターミナルや駅で購入

・旅行代理店で購入

・ホテルやゲストハウスで購入

 

バスターミナルや駅で購入

基本は、バスターミナルや駅で直接購入します。当たり前ですね。

滞在しているホテルから近ければ、この方法でいいと思います。

国によって、バスターミナル、バスステーションなど呼び名が違ったりもしますね。

 

カウンターがたくさんあって、どこへ行けば迷ったときは、インフォメーションカウンターで聞きましょう。I wanna go to都市名、で通じます。

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写真はバンコクの北バスターミナル。行き先によって窓口が変わってくる

 

バスターミナルで直接買う場合、買ってすぐのバスであれば待つだけですが、翌日以降のバスを買った場合は、自力でまた来ることになります。

タクシー、トゥクトゥク、路線バスなどでアクセスが良ければいいですが、遠い場所にあると不便です。

 

一方、旅行代理店などで取り扱わなくなったチケットを購入できる場合もあります。

ですので、直接の購入は基本であると同時に、最終手段にもなります。

 

旅行代理店で購入

大抵の町には旅行代理店があります。

バスターミナルは主要都市にしか無かったりするので、地方都市では代理店を利用することが多いです。

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町を歩いていると、こんな看板を目にすると思います。

行きたい都市のチケットを扱っているか確認して、相談してみましょう。

 

旅行会社によって値段やサービスも変わってくるので、いろいろ聞いて回るのもいいと思います。

値段や出発時間、乗車時間を聞いて、自分に合うものを選びましょう。

意にそぐわない内容であれば、断って店を出れば大丈夫です。

 

安いとミニバン、髙いと乗り心地の良い大型バスだったりしますね。

 

また、代理店を通すと大抵の場合、滞在している宿までピックアップに来てくれます。

時間を指定されるので、それまでにチェックアウトを済ませておきます。

出発が夕方とかであれば、チェックアウト後に荷物置かせてもらって、少し観光するのもいいですね。

 

ホテルやゲストハウスで購入

はい、ずぼらな僕に最も適した方法です。

レセプションで「どこどこに行きたいのだけど」と聞くだけです。

主要な都市であれば、チケットを手配してくれます。

ピックアップもあるので楽です。

 

朝起きて「チケット何も買ってないけど、そろそろ移動しようかな」と思ったら、聞いてみるといいです。

ただ、他の方法と比べて割高になることが多いですね。

 

 

 腹痛くなったらどうするの?

心配な人は多いと思います。

僕はもともと腹を下しやすく、ベトナム以降ずっと腹の調子がおかしかったですが、なんとかなりました。

ですので、なんとかなります

トイレ付きのバスもありますが、無いこともありますよね。

鉄道は基本トイレがあるので大丈夫だと思います。

 

問題はやはりバスですね。

現地の人でもそうしている人を見かけますが、正直に運転手さんに言いましょう。それしかないです。

 

そのとき、ド田舎だとトイレが無いので、草地で停まることがあります。

現地のおばさんなどは草地に隠れて用を足していました。

ミャンマーとかはそんな感じでしたね。

 

いやいやいや、そんなん無理やしと思うかもしれません。

まあ諦めてください

 

なるべく出発前にトイレに行くことですね。

どうしても無ければ、レストランなどでトイレだけ貸してもらいましょう。

 

あとは、僕の場合なるべくお腹にものを入れないようにしてました。

移動するときは必ず、オレオのような軽食を携帯し、ちょっとずつ食べてしのいでいました。食事休憩のときも、調子が悪ければ食べないようにしてました。

水の飲み方も気を付けていれば大丈夫です。

 

バスのトイレ休憩で降りたとき、置いて行かれないか心配な人は多いと思いますが、

ちゃんと覚えててくれてます。外国人なので覚えられやすいのだと思います。

僕も休憩先のトイレに籠ったとき、待っててくれました。

 

バスは出発時にクラクションを鳴らして乗客を呼ぶので、聞こえたら戻りましょう。

 

腹痛は予防が肝心です。

日本で市販されているものでいいので、薬を持って行くと予防になります。

僕の場合、胃薬は必須でした。

旅の疲れやストレスからか、朝起きると胃が荒れていることが多かったです。

 

また、現地で下痢が治まらない場合、薬局で処方してもらいましょう。

翻訳アプリに「下痢」と打ち込めば伝わります。

僕は長期間、放置してしまいましたが、旅の効率が悪くなります。

早めに治した方がいいです。

 

陸路移動の注意点

上にも書いた通り、乗る前に軽食と飲み物は用意しておくといいです。

国によってはトイレットペーパーも必須になってきます。

僕はインドを旅するとき、カーゴパンツのポケットに常にティッシュを入れてました。

トイレットペーパーが無い!なんてときにも助かります。

 

夜行バスに乗るときは、いつの間にかポケットから、スマホや財布が落ちていることがあります。

ボディバッグに入れて、抱いたまま寝るなど対策が必要です。

東南アジアだと、偽アディダスのポケットにファスナーが付いたものがよく売っています。偽ナイキでもなんでもいいです。

 

大型バスに乗るときは、バックパックをトランクルームに預けますが、外ポケットに入れた小物が落ちることがあります。

預けるときは外ポケットに物を入れず、中に詰めるようにしましょう。

 

 

いろんな移動に挑戦しよう

バスばっかりでは飽きてしまうので、少し違った移動に挑戦してみるのもいいと思います。バスや鉄道の他には、ボートもあります。

厳密には水路移動ですね。

 

ラオスにはムアンゴイという、ボートでしか辿り着けない町もあります。

 

東インドでは乗り合いタクシーも多かったです。

毎回定員オーバーで、ぎゅうぎゅう詰めで移動します。

 

あとはヒッチハイクもありますね。

短い移動では僕も使いましたが、都市間というのは経験が無いです。

挑戦できる人はやってみてもいいかもしれませんね。

 

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シェムリアップのボート乗り場。ここからベトナムへ向かう。