【栗駒山 1626m】『二百名山』秋の山行
もとじろうです!
山登り第2弾です。
紅葉のシーズンに人気の栗駒山(1626m)へ行ってきました。
10月末ではさすがにタイミングが遅かったようですが、森林限界を越えた景色がとても良く、楽しい山行になりました。
(登山日 2022/10/31)
今回はいわかがみ平駐車場からスタート。
東栗駒コースで、東栗駒山(1433m)を経て、栗駒山まで登り、
帰りは中央コースで一気に下ります。
合計3~4時間ほどで、宮城側では初心者向きとされる人気のコースです。
栗駒山・東栗駒山
栗駒山は、宮城・岩手・秋田の3県にまたがる山。
仙台から高速を使って2時間ほどかけて向かいます。
若柳金成ICを降りると見えてくる栗駒山。
今からあそこの山頂に立つのかと思うとテンション上がります。
9:30 いわかがみ平駐車場(1115m)着。
一度ここよりも下の駐車場に止めてしまい、「誰もいないじゃん!」となっていたのですが、こっちでした。
右に見えているのがトイレ。左の緑の屋根がレストハウス。
1000m越えてるだけあってすでに景色いい。
準備を整え、東栗駒コースの入口へ。看板がたくさんあるあたりです。
初級の中央コースはレストハウス前の舗装路をあがっていくとあります。
序盤から大きめの石が多く、両手足を使って登ります。
ときどきこういった梯子やロープがありました。
写真は梯子を撮る友人S君。
沢に出ます。水が流れるときもあるようですが、この日は枯れていました。
水が流れていたらゲイターは必須ですね。僕はまだ持っていないんですが。
大きな岩がごろごろと転がっています。
ケルン。石を一こ積み上げます。S君うまくね!?(右)
ところどころ穴があって水が溜まってます。深いもので2、3mありそうなものも。
落ちないよう注意ですね。
なぜこういった穴ができるのか不思議でした。
栗駒山が近づいてきました。
右手方向の東栗駒山から迂回していきます。
このときはまだ、山頂の天気は良かったみたい……。
沢を登り切ると眺望がひらけてきます。栗駒山系の山々。
こちらが先にめざす東栗駒山。
森林限界を越えると途端に見晴らしが良くなります。
鐘。向こうは栗駒山。
要塞のような岩。トーチカみたいですね。
クレーターのような、土が崩れ落ちた跡が見えます。
岩手県側の山々。
11:10 東栗駒山着。1時間半ほどかけて来ました。
ここから右手の尾根伝いに栗駒山(写真奥)を目指します。
……おや!? さんちょうの ようすが……!
右手を向けばナウシカのような金色の野が。
青き衣(モンベルのフリース)なら用意があるぜ。
このあたりの景色も、もう少し早ければ鮮やかな色合いをしていたみたいです。
またたく間にガスに包まれてしまいました。
山頂までしばらく階段が続きます。これがちょっとつらい。
周辺はどんどん雲の中へ。
12:20 栗駒山着。あたりはすっかりガスの中。
東栗駒山で昼休憩をとったので、その間に包まれてしまったかもしれません。
駒形根神社 嶽宮
30分ほど待ちましたが、晴れないのでやむなく下ります。
今度は中央コースを行きます。
ガスに包まれた山々の景色も幻想的。
山頂では何も見えませんでしたが、少し降りるとこういった景色が見えてきます。
遠くの方に光のカーテンが降りて、紅葉の山を鮮やかに照らしています。
レイヤーのように重なる山々のシルエットがとても綺麗。
部分的に照らされる山の肩。神々しい雰囲気。
14:10 駐車場着。
合計4時間半ほどの行程でした。写真を撮りながらなので少しゆっくり目だと思います。
大人550円。露天風呂あり。透明な湯ですが、すべすべして気持ち良かったです。
登山の後の温泉は最高すぎる。
一路仙台へ……というわけでもなく長者原SAでどんぶり飯を食べて帰ります。
S君の運転に感謝感謝。
紅葉のピークが過ぎてしまったのが惜しかったですが、尾根や沢、ガレ場など短いコースの中にも様々な表情があってとても楽しい山登りでした。
日本二百名山に数えられるそうですが、人気が出るのも納得の山ですね。
ちゃんと計画して紅葉の時季にまた来たいですね。
この日でも駐車場へ向かう山道では鮮やかな紅葉を見ることができました。
天気・気温など
事前に調べた予報では、晴れときどき曇り。
山頂の気温は一日を通して2~3℃。日中の風速は3~4m。
ふもとの町は最高15℃くらいだったと思います。
駐車場の時点で少し肌寒い風あり。
ただ、登山道序盤は木に囲まれて風がなく、すぐに暑く。シャツでも充分なほど。
尾根に出ると風が吹き始め、アウター必須に。
栗駒山山頂がもっとも寒くなるもフリースの出番は最後までなし。
ただ、万が一に備えての携行は必須という感じでした。
今回は下りで膝を痛めてしまったので、対策を考えます…。
ではまた次回~。