こんにちは、もとじろうです!
今回はマラムクーレン村を離れて、ナガランド州都コヒマ Kohima へ行く様子を書きます。
インパールからは、直接行く大型バスが出ていますが、僕は途中のマラムクーレン村へ寄ったため、乗り合いタクシーを乗り継いでいく必要がありました。
ちなみにこのコヒマ、個人的には7ヶ国まわった中でトップレベルに好きな町でした!
インパールからは、コヒマを過ぎてディマプールまで行くバスもありますが、ぜひコヒマへも行くことをお勧めします。
特に坂の町、階段の町が好きな人は気に入るんじゃないかな、と思います。
前回の記事はこちら
2号線を北上せよ
このあたりの乗り合いタクシーは長距離走らないので、いくつかのポイントで車を乗り継ぐ必要があります。
一応、運転手は「直接コヒマまで乗せるよ」とも言うと思いますが、安く抑えるのであれば乗り継いでいきましょう。
直接だと1000ルピーとかだったかな。
マラムクーレン村を訪れたのち、一旦Patang Hotel に戻りました。
一休みし、荷物をまとめ、12時にチェックアウト。
村をガイドしてくれた運転手の電話番号を教えてもらっていたので、ホテルまで迎えに来てもらいました。彼には、マラムバザール Maram Bazarまで運んでもらいます。
迎えが呼べない場合は、ホテル前の2号線を北に20分ほど歩いた乗り場で捕まえましょう。
タクシー乗り場と、マラムバザールの場所は前々回の記事を参考にしてください。
ホテルのご夫婦とお子さんに別れを告げ、マラムバザールに移動します。150ルピー。
このとき奥さんが運転手に何か怒って遠くを指さしてました。
その金額ならもっと遠くまで乗せてやれ、と言ったのかな?
よくわかりませんでしたが、苦笑いでバイバイしました。
さて、インパールから来るときも来ましたが、マラムバザールです。
ここで次の車に乗り換えます。
乗り合いなので人が集まるまで待つのですが、スマホをいじっているとあっという間に砂だらけに。
乾季ということもあり、座っているだけで砂まみれになりました。マスクは必須です。
仲良く乗り合いタクシー。最大で一列4人座ります。
地元の足のようで、老若男女利用しています。体が密着するのも当然だと思ってください。
デコボコで、起伏のある山道を走って行きます。
揺れるのでスマホで撮るのも一苦労。
大変なのが、大型トラックの後ろを走ったり、すれ違う時。砂埃を巻き上げるので、みんな窓を閉めます。砂埃の様子を見ながら、その都度、手動の窓を開けたり閉めたり。
窓側に座った人には、その役目があります。
11月下旬のことですが、桜が咲いていました。
日本の桜のようにはいきませんが、それでも山間に見える桜色が印象的でした。
やがて小さい町が現れました。Tadubi タドゥビというようです。
僕はここでは降りませんでしたが、何人か降りる人がいました。
ほどなくして次のポイントに着きます。
MAO TOWN WEEKLY MARKET
このあたりはマオという町のようです。
写真を撮っている余裕も無く、ここで待っていた運転手に付きまとわれます。
このとき、運転手は次のポイントまで150ルピーだと言い、僕は即答でOKしてしまったのですが、一人乗りの料金でした。
すでに何人か乗っていた車から人が降ろされ、僕だけが乗せられることに。一人乗りの料金であることに初めて気が付きますが、乗り合いがいいとはすでに言いづらく、そのまま乗ることにしました…。
降りた人達は笑顔を見せてくれてましたが、なんだか申し訳ない気持ちに。
ここからの道路はまた、凹凸が激しくかなり揺れます。しかも運転手はわざわざ崖に寄せて走ったりしたので「あ、これ死ぬかも」と思うこともありました…。
ナガランドの一帯は、雨季の旅行は避けた方がいいかもしれませんね。
次のポイントはKhuzamaです。Google Mapでは「カザーマ」とありますが、実際の発音は「コズィマ」といった感じです。「コヒマ」とも聞き間違えやすいので注意しましょう。
ちなみにここにはチェックポイントがあって、あまり記憶にありませんが、検問したのだと思います。ナガランド州は外国人観光客に開かれるようになったのも近年のことで、州の入口など各地に検問所があります。まあ、運び屋とかしてなければ危険はないと思います。
再び乗り合いタクシーに乗り換えました。
車窓の風景をお楽しみください。揺れるので撮るのが難しかったです。
乾いた空と砂の道路が、乾季であることをよく表しています。
ナガランド州には、山の上に建つ町が多いです。
前の記事にも書きましたが、ナガランドは部族間の争いが続いていた地域で、そのため山の上に町を造るようになったようです。
ここはキグウェマかなぁ…? ヴィスウェマ? ちょっとわからなくなってしまいました。キグウェマに行った記事は後日、下に追加しておきます。
ちょこんとした町もあります。このあたりは大抵、尾根が道になっていて町と町を結びます。山上の町や、教会が見える風景にわくわくしました。
こういった景色が好きな人は多いんじゃないでしょうか。
崖道の斜面に建つ町も多いです。
途中、制服を着た学生たちがたくさん歩いていました。
トタンの建物も多いです。
こちらは商店ですね。飲み物やお菓子を売っています。
いよいよコヒマに近付いてきました。
ででどん。
山の影が被ってしまいましたが、いかがでしょうか。
山をまるっと飲み込む建物の群れ。
コヒマは山の町と言うより、坂と階段の町です。
僕は初め、2泊くらいで考えていましたが、この風景を見てもっと長く居ることに決めました。
凄すぎます。
曲がる階段。何段にも分かれた町の構造。
電線の張り方をとっても圧巻です。
これほど立体的な町があるのかと、ただただ圧倒されました。
コヒマのおすすめゲストハウス
アゴダに登録されていたのが一軒だったので、そこに泊まることに決めていました。
EcoStay Hostelです。
乗り合いタクシーは、ここよりも歩いて20分ほど南のとこで降ろされると思います。
コヒマ滞在中はこの乗り場を、何度か使うと思うので覚えておきましょう。
降りたら通りを北へ歩きます。
コヒマの有名な観光スポットである、英国人墓地が向かいにあります。
いくつかのテナントが入っている建物なので、外からはわかりづらいですが、建物の2階だか3階だかにあります。
早いと19時くらいにシャッターを閉めてしまいますが、鍵がされていなければ開けて入れます。
メインストリートの入り口にも近いので便利です。
上の地図で言う右手、北東に伸びる道がメインストリートでレストランも多いです。夜にはストリートフードが並ぶので、何度もお世話になると思います。
ゲストハウスは清掃もされており、日本人の対応にも慣れています。
僕は何日かの滞在中、日本人に3人会いました。
1泊550ルピーで、軽い朝食も付いてます。ウォーターサーバーあり。お湯はクセがありますが、熱いの出ます。
トイレ、シャワーは一応2部屋ずつあります。シャワーはカーテンで、防御力が低かったですが…。
コンセントが少なく、スマホの充電は取り合いでした。
ベッドはカプセル型で、荷物入れる鍵付きロッカーも使えます。みんな外に出してましたが笑
いろんな国の楽しい人が来ていて、僕としては思い出深いゲストハウスの一つです。
スタッフも本当にいい人達。スタッフの人が「暗殺教室の」アニメ見てたりしたので、好きな人は話が合うかもしれません笑
もっと料金を安くしたいなという人には、Central Guest House Kohimaというところもあります。僕は泊まってないのですが、ドミトリーが1泊300ルピーで、気に入っている人もいました。一度様子を見に行くと確かにEcoStayよりグレードは落ちますが、ここも良さそうでした。シングル部屋もあります。
奥まった所にあって場所がわかりづらいですが、メインストリートから案内に従って行くと見つかります。
さて、次回はよりコヒマの魅力を書いていきます。
ではでは。