もとじろうです！
前回からの続きで、Moreh モレーから、Imphal インパールへ向かいます。
インパールは、マニプール州の州都ですね。
モレーからインパールまでは、乗り合いタクシーで３時間はかかります。
僕の場合は４時間以上かかりました。その理由はあとで書きます。
また、インパールは17時を過ぎるとどこもATMが閉じてしまいます。
レストランや商店の閉店時間もだいたい19時くらいです。
お店の閉店時間については、北東インドはだいたいそんな感じですね。
日本の感覚でいると食いっぱぐれます。
これらのことを考慮してインパールへ行くか、モレーで１泊するか決めるといいと思います。
僕は昼にはモレーにいたので、そのままインパールへ向かいました。
スマホの時刻設定がインド時間になっているかも、確認しておきましょう。
誰かに聞いた方がいいと思います。
乗り合いタクシーでインパールへ向かう
モレーからは乗り合いタクシーを使います。
この写真に写っているような車ですね。
北東インドでは、乗り合いタクシーが一般的な移動手段です。
シェアタクシーと言えば通じます。
車が何台か停まっているところに人がいるので、行きたい町の名前を告げましょう。
イミグレーションから無料タクシーに乗ってきた場合、運転手にインパールへ行きたいんだと伝えておけば、乗り合いタクシーを捕まえてくれます。
乗る車が決まったら、客が集まるまで待ちます。
出発するまで荷物は車に置いて、両替とSIMカードを買うことに。
両替は、そのへんの商店でできました。
この町ではミャンマーチャットも流通しているようですね。
ミャンマーチャットをインドルピーに替えます。しかも、アプリで見るよりレートが良かったです。タイミングによるでしょうが。
SIMカードは「airtel」という赤い看板がある店で買えます。
インドで一般的なSIMカードです。設定もしてもらいましょう。
兄ちゃん、SIMピンで歯の詰まり物とるのはやめてくれ。
買い物を済まし、車に戻る……んん？
……バックパック乗せた車が無いんやけど。
運転手の連中は普通に雑談しているので、え、おれの乗る車は？ と聞くと、
まわって戻ってくるから大丈夫！座って待ってて！
いやいや、ノリが軽いわ！なにしてくれてんのん！
ただ、焦った様子を見せるのもダサいので、平静を装って待つことに。
ま、…まあ、スマホと財布、パスポートはあるし、戻ってこなくてもなんとかなるか。入国して数時間でバックパック紛失は洒落にならんけど。
え、でも荷物がインパールまで行くとして、往復で６時間も待たなきゃならないの？
なんとかならんわ、入国早々やらかした……。
と思っていると、運転手が「ほら、戻って来たぞ」と言う。
まじで戻ってくるんだ。
いや、当たり前なんだけど、ちょっとびっくりした。
６時間どころか20分くらいで戻ってきました。
そんなこんなでインドのおっちゃん達と、体を密着させながら車は出発します。
荷物の管理はしっかりしましょう 笑
途中でチェックポイント（検問所）があります
チェックポイントからの景色。インパールは延々と山が続く。
ミャンマーもチェックポイントが多いですが、北東インドも多いです。
密輸や不法入国者のチェック、いわゆる検問ですね。
流れとしては、
・車から降りる
・自分の大きな荷物の中身を見せる
・手荷物検査場でパスポートを見せる
・乗客はチェックポイントの奥に移動して、車を待つ
という感じですね。
周りのの乗客に合わせて行動すれば大丈夫です。
自分が運び屋とかじゃなければ、堂々とバックパックを開けて中身を見せましょう。
嫌がったりせずに、協力的にやった方がいいです。
それが済んだら、少し先に手荷物の検査をする建物があります。
ハンドバッグチェックとか、そんな感じに書いてあったと思います。
そこでパスポートも見せました。
それも済めば、奥のベンチに座って、車の検問が終わるのを待ちます。
いや、……全然来ない
他の乗り合いタクシーの検問が済んで出発していくのを、ひたすら眺めていました。
何台も見送っているうちに、同じタクシーに乗り合わせたおっちゃんらも心配し始めます。
明らか遅くない？ と言った様子で、おっちゃんらと様子を見に行くと、
座席が取り外されてる
嘘やん。
そこには僕らの乗って来た車の、座席という座席が外されてスッカスカになった車体が。
ええ……、そこまでやる？
様子を見る限り、座席の下に何か隠してないか疑われたみたい。
たぶん薬を疑われていた。運転手はテンションだだ下がり。
無事に疑いは晴れましたが、お通夜みたいな雰囲気になりながら皆で座席を取り付け、
お通夜みたいな雰囲気で再出発しました。
それでも数分すれば、車内はおっちゃんのおしゃべりで賑やかに
やっば、インドおもしろ 笑
検問がスムーズにいけば、インパールに着くのも早いと思います。
これはもう運ですが。
インパール到着、ホテルへ
泊まる場所は「ホテル・ニルマラ」に決めていました。
比較的安く、無難な部屋だと他サイトで紹介されていたからです。
地元の人からはよく知られているらしく、運転手にホテル名を告げたら他の乗客らが場所を知っていました。
一番安い部屋で600ルピーでした。
すごくいいということもないですが、シングルでこの値段なら充分ですね。
この日、結局ホテル代とタクシー代で残金が40ルピーに。
ATMがどこも使えず、小さい商店で買ったビスケットが夕食でした 泣
モレーからのタクシー代は忘れました。150ルピーくらいだったかな？
200だと高いと思います。人数にもよりますが。
