【喜多方】町歩き-前編-『旧甲斐家蔵住宅』など
もとじろうです!
JR磐越西線に乗って20分程度で着きます。
市街地を回るだけなら、半日でも充分見て回れると思います。
喜多方と言えば、とにもかくにもラーメンですよね。
日本三大ラーメンの一角として、札幌・博多ラーメンに肩を並べます。
また、喜多方は『蔵のまち』と言われるほど、古い蔵が多く残っています。
江戸時代、会津若松と米沢(山形)を結ぶ物流の町として栄えたそう。
かつて横浜や函館に貯蔵施設が多くあったことが知られていますが、喜多方もいわば陸の港としての役割があったのでしょう。
会津編はこちらから、
JR磐越西線(会津若松~喜多方)
この日は会津地方が大雪に見舞われ、朝から吹雪いておりました。
荷物はホテルに置いて行くので、電車が止まらないか一抹の不安が。
こちらが磐越西線。越の字からもわかるように、新潟へ繋がるそう。
雪国の電車旅の始まり。発車の瞬間ほどワクワクすることってない。
車窓に雪が吹き付ける様子を眺めながら、いくつか駅を過ぎていきます。
喜多方着。すでに石造りの蔵が並んでいるのが見えますね。
こちらが駅舎。
案内所で聞くと、蔵が並ぶ通りが2本あり、まずメインの『レトロ横丁商店街』へ行くと良いとのことだったので向かいます。
大型バスの乗り場。江戸時代ではないけど、こういう古い建物もいい感じですね。
会津若松からバスでも来れるのですが、電車より高いし、時間もかかります…。
レトロ横丁商店街
商店通りにやってきました。
こちらは蔵ではないですが、とても趣ある『笹屋旅館』
敷地内に旅館が管理している『喜多方蔵座敷美術館』があるのですが、残念ながら冬季休業中でした…。
館内には竹久夢二がこちらの旅館に宿泊した際に残した作品などがあるそう。
気を取り直して商店通りを行きます。
なんだか気になる絵が…。
ラーメンマンだ…!
蔵によって形状や造りが様々です。白漆喰の壁はやはり綺麗ですね。
昭和レトロな広告。ここは商店のようで、ラーメン神社なるものがありました。
気になる脇道があったので入ってみます。
『上海』の看板が見えてますが、ラーメンの名店のようですね。
ビールケース、プロパンガス、室外機。ガラス戸にタイル。
この通りを構成している一つ一つが重要。
夜はまた違った雰囲気が見られそうですね。
また商店通りを進んで行きます。
三叉路からもう少し北へ。
旧甲斐家蔵住宅
ひと際に目立つ蔵が現れます。
窓戸というのでしょうか。緑に塗られているのが珍しいです。
こちらは旧甲斐家蔵住宅。
甲斐家は酒造や、味噌、醤油の醸造をした商人の家柄のようです。
中を見学することができます。
当時使われていたものが展示されています。柱時計がいいですね。
展示や建物については受付の方が説明してくださいました。
洋式の応接間が見えています。
曲線美がすごい吊り階段。(※上にあがることはできません)
次に外の庭と、別棟の蔵座敷を見に行きます。
雪がどっさり。
庭に関しては夏に来た方が良いのかも…。雪景色も良いですが。
長い縁側。春先、ここを歩きながら庭を眺めてみたい。
奥に蔵座敷があります。こちらは上段の間。
大きな掛け軸や、違い棚が風格を感じさせます。
こちらが下段の間。
壁にうっすら描かれた雲の様子がいいですね。
座敷前の廊下。天井のアーチとランプが大正っぽくて良き。
さて、見学後にお手洗いを借りたのですが、裏の庭も立派でした。
こちらも夏の様子が見てみたかった。
(各写真については受付の方にご快諾を頂き、載せさせて頂きました。)
さて、商店通りから東へ移動しておたづき蔵通りへ向かいます。
田付川にかかる橋を渡って東へ。
山が見える雪のグラウンド。なんかいいな。
さて、中編に続きます。ラーメンはこちらの回です。